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【サックス】始めたばかりの初心者向け。最初にやるべき基礎練習。

石橋 弘旭

 

  • サックス初心者はどんな基礎練習をすればいいの?
  • サックスの基礎練習が知りたい!
  • 具体的な基礎練習のやり方が知りたい!

こちらの疑問にお答えしていきます。

 

この記事を書く人

石橋弘旭
石橋弘旭
サックス講師
Profile
サックスを13歳から始める。 経歴:習志野高校(吹奏楽部)→国立音楽大学→尚美ミュージックカレッジディプロマ科→島村楽器サックス科講師。 サックスを雲井雅人、下地啓二、林田和之、西尾貴浩(敬称略)に習う。 吹奏楽やクラシックが好き。 現在は「島村楽器」のサックス講師として、毎週約30人の生徒にサックスを教えている。

 

こんにちは。

サックス講師の石橋と申します。

 

今回は、サックスを始めたばかりで、どんな練習をしたら良いのかわからない人向けに、サックスの基礎練習について紹介していきます。

 

練習の参考に見ていってください。

 

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サックス初心者がやるべき基礎練習3選

サックス初心者がした方がいい基礎練習は、3つあります↓

  • ロングトーン
  • タンギング
  • スケール

この3つです!

 

いろいろな基礎練習がありますが、初心者はまずこの3つを中心に練習していくのが、ハードルが低くてスムーズだと思います。

 

まずは、それぞれどんな練習なのか紹介します!

(具体的な練習のやり方は、そのあとに書きます。)

 

① 「ロングトーン」とは?

「ロングトーン」とは、

1つの音を、まっすぐ長く吹く練習のことです。

 

たとえば「ド」の音だけ、まっすぐ、5秒〜10秒くらい、長く吹いたりまします。

ドーーーーーーー♪

 

ロングトーンを行うことで、

  • 基本的な音の出し方を覚えられる。
  • 肺活量が強化される。
  • 音色が綺麗になる。

などの効果があります。

 

なので、ロングトーンは必ずやった方が良い練習の1つです!

  

② 「タンギング」とは?

「タンギング」とは、

舌を使って音を区切るテクニックのことです!

 

例えば、楽譜に同じ音が連続で出てきた時に使います↓

石橋
石橋

この場合は、「ミ」の音を1回1回、息を入れ直して区切るのではなく、息はずっと入れっぱなしで、吹き口に舌を一瞬だけ当てて、音を区切ります。

 

タンギングは、曲を吹く時に必ず使う必須テクニックです。

 

サックスを吹く上で避けては通れないので、初心者のうちから早めに練習しておくのが良いです!

 

③ 「スケール」とは?

「スケール」とは、

「ドレミファソラシド」などの音階を吹く練習のことです。

 

楽譜で見せるとこんな感じです↓

 

単純なドレミファソラシドですが、

サックスの運指を早く覚えられたり、指回しが早くなる効果があります!

 

なので、指の訓練の1つとして、スケールも取り組みましょう!

 

それぞれの基礎練習の、具体的なやり方。

 

ここからは、今紹介した3つの練習の、具体的なやり方を書いていきます。

 

参考動画なども載せておくので、是非チャレンジしてください!

 

① ロングトーンの練習のやり方。

メトロノームのテンポを60に設定する。

(カウントを正確に測るために使うよ!)

 

真ん中の「ド」を、8カウント吹く。

メトロノームが8回「カチッ」と鳴るまで吹く。

 

「ド」が吹けたら、次は「シ」の音で8カウント吹く。

「シ」で8カウント吹く。

 

低い「ド」まで、順々にやっていく。

「シ」ができたら、次は「ラ」。

「ラ」ができたら、次は「ソ」。

と、順々に下がっていき、低い「ド」までロングトーンしよう! 

 

 

参考動画↓

 

ロングトーンのやり方はとてもシンプルですね。

メトロノームをつけて、1音ずつ長く吹くだけです。

 

ですが、油断せず!

 

  • まっすぐ吹けてるか?
  • 発音は綺麗にできてるか?
  • 途中で音量は変わってないか?
  • 8カウントしっかりのびてるか?
  • 綺麗な音で吹けてるか?

などなど。

これらを注意しながら練習しないと、あまり効果が期待できません。

 

「ただ音を長く吹くだけ」にならないように取り組みましょう!

 

② タンギングの練習のやり方

メトロノームのテンポを60に設定する。

(タイミングを正確に測るために使うよ)

真ん中の「ド」の音を、メトロノームに合わせてタンギングする。

ドードードードー♪
(カチッ・カチッ・カチッ・カチッ)

メトロノームが「カチッ」となる音に合わせて、音を区切ろう。

慣れてきたら、少しずつテンポを上げる。

テンポ60でのタンギングに慣れたら、少しテンポを上げてみましょう。

72、80、92、112と少しずつ上げていって、まずは200を目指すのが良いと思います。

 

 

参考動画↓

 

タンギングの練習も、やり方はシンプルです。

メトロノームと合わせて、タンギングをするだけ!

 

メトロノームの「カチッ」という音に合わせることで、タンギングを正確にコントロールできるようになります。

 

慣れてきたら、どんどんテンポを上げていきましょう。

 

③ スケールの練習のやり方。

メトロノームのテンポを60に設定する。

(正確にリズムを取るために使うよ!)

「ドレミファソラシド」をメトロノームに合わせて吹く。

↑この楽譜を参考に、メトロノームに合わせて吹いてみよう!

慣れたら、少しずつテンポを上げる。

テンポ60に慣れたら、次はテンポ69。

テンポ69に慣れたら、次は76。

などなど、少しずつテンポを上げていき、できるだけ早いテンポで吹けるのを目標に練習しよう!

 

参考動画↓

スケールの練習も、メトロノームに合わせるだけです!

 

メトロノームに合わせて指を動かすことで、指のコントロール力が上がります。

 

こちらも、慣れてきたらどんどんテンポを上げていきましょう。

 

まずはこの3つで基礎を鍛えよう。

今回は、サックスを始めたばかり初心者向けに、基礎練習を紹介してみました。

 

改めて紹介すると、3つです↓

  • ロングトーン
  • タンギング
  • スケール

この3つ。

 

他にも基礎練習はたくさんありますが、サックスを始めたばかりでしたら、まずはこの3つを中心にやっていくと良いと思います。

石橋
石橋

いきなり難しい練習すると、挫折しちゃうからね。

 

また、基礎練習は大事ですが、曲を吹くことも同じくらい大切なので、基礎と曲をバランスよく練習していきましょう。

 

今回はここまでになります。

 

終わり!

 

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石橋弘旭
サックス講師
サックスを13歳から始める。 経歴:習志野高校(吹奏楽部)→国立音楽大学→尚美ミュージックカレッジディプロマ科→島村楽器サックス科講師。 サックスを雲井雅人、下地啓二、林田和之、西尾貴浩(敬称略)に習う。 吹奏楽やクラシックが好き。 現在は「島村楽器」のサックス講師として、毎週約30人の生徒にサックスを教えている。
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