全ての記事

【サックス初心者向け】タンギングについて解説。「タンギングとは」

石橋 弘旭

こんにちは。

サックス講師をしてる石橋と申します。

石橋弘旭
石橋弘旭
サックス講師
Profile
サックスを13歳から始める。 経歴:習志野高校(吹奏楽部)→国立音楽大学→尚美ミュージックカレッジディプロマ科→島村楽器サックス科講師。 サックスを雲井雅人、下地啓二、林田和之、西尾貴浩(敬称略)に習う。 吹奏楽やクラシックが好き。 現在は「島村楽器」のサックス講師として、毎週約30人の生徒にサックスを教えている。

今回は、サックスの基本テクニックである「タンギング」について解説していきます。

 

  • タンギングとは何か?
  • どんな場面でタンギングを使うのか?
  • どのようにタンギングを練習すれば良いのか?

このような疑問をお持ちの方の参考になれば幸いです。

 

スポンサーリンク

「タンギング」とは何か?

吹いている最中に、舌でリードに触れる。

「タンギング」とは、音を出している最中に、舌でリードに触れることです。

 

そうすることで、リードの振動が止まり、音を止めたり、区切ることができます。

 

イメージとしては、以下のような図です↓

(画像出典:大室勇一「サクソフォーンメソッド」より)

 

舌が、リードの先端に触れています。

これが「タンギング」です。

 

タンギングを使う場面(使いどころ)

同じ音を連続で吹くとき

↑こちらの楽譜のように、連続で同じ音が出てきたとき、タンギングを使います。

 

上記の楽譜だと「ミ」を吹いている最中に、一瞬だけタンギングすることで、「ミ」が区切れて聞こえます。

 

これが最もメジャーな「タンギング」の使いどころです。

 

強烈な発音をしたいとき

音の吹き始めから強烈な音を出したいときも、タンギングを使います。

 

音を出す前から舌をリードに触れて置き、息の圧力をかけたまま舌をリードから離すと、破裂音のような発音ができます。

 

吹奏楽やクラシックではあまり使いませんが、フュージョンやロックなどでは結構使います。

 

音を短く発音したいとき(スタッカート)

音を短く発音したいときにも、タンギングを使います。

 

音を発音した瞬間にすぐに舌でリードに触れることで、音がせき止められ、短い音にすることができます。

 

楽譜に短い音符が書かれていたり、「スタッカート」などの指示があるときによく使います。

 

参考動画

準備中。。。

 

どうやって練習すればいいのか?

「トゥ」や「タ」と言うイメージで感覚を掴む。

まずは、タンギングの感覚を掴む必要があります。

 

タンギングの感覚で近いのが、カタカナの「トゥ」や「タ」を言うときです。

 

「トゥートゥートゥー」

「ターターター」

と、実際に口で言ってみましょう。

 

舌が、上の歯の裏側に一瞬だけ触れていると思います。

 

これが、上の歯の裏側ではなく、リードの先端に触れるのが「タンギング」の感覚です。

 

メトロノームに合わせて、ひとつの音をタンギング。

タンギングの練習は、メトロノームに合わせて行うと効果的です。

 

最初は60くらいのゆっくりのテンポを鳴らし、

メトロノームの「カチッ」という音に合わせて、好きな音でタンギングをする練習です。

カチッ、カチッ、カチッ、カチッ、

ドードードードー♪

 

この練習をすることで、舌の動きをコントロールできるようになります。

 

慣れてきたら、どんどんテンポを上げていきましょう。

 

(タンギングの練習方法については、こちらの記事でも書いています↓)

合わせて読みたい
【基本】サックスの「タンギング」の練習方法。練習のやり方。
【基本】サックスの「タンギング」の練習方法。練習のやり方。

 

まとめ

今回はサックスの基本テクニックである「タンギング」について解説してみました。

 

改めて内容をまとめるとこちらです↓

タンギングとは?
  • 吹いてる最中に、舌でリードに触れること。
  • 音を突然止めたり、音を区切ることができる!
どんなときにタンギングを使うの?
  • 同じ音を連続で吹くとき。
  • 強烈な発音をしたいとき。
  • 音を短く発音したいとき。
どうやって練習すればいいの?
  • 「トゥ」や「タ」を言うイメージで感覚を掴む。
  • メトロノームに合わせて、ひとつの音をタンギングする。

こんな感じです。

 

1日でできるようになるテクニックではないので、まずは遊び感覚でやってみて、徐々に慣れていくのが良いと思います。

 

今回は以上です。

 

石橋
石橋

サックスに関する質問や相談は、下のコメント欄にご記入ください。

 

お知らせ!
当ブログでは、サックスに関する相談や質問を募集してます。

「先生に聞きたいけど、聞ける人がいないな~」

「サックスの○○について、もっと知りたいな」

「サックスの○○について、今すごく悩んでます!」

などなど。

 

サックスのことで聞きたいこと、相談したいこと、お悩みなどを、随時募集してます。

石橋
石橋

ご連絡いただいた内容は、記事のテーマにしたり、僕が直接返信したりします。

 

というのも、このサイトや僕自身が、今後もっと、サックス吹きの皆さんの参考になるように成長していきたいからです。

(まだ文章も下手だし、記事も全然少ないけど。)

 

なので、相談や質問がある方は、気楽にご連絡下さい。

 

質問や相談の内容は、この下のコメント欄か、僕のSNSにご連絡ください。

やってます。

 

お待ちしております!

スポンサーリンク
ABOUT ME
石橋弘旭
石橋弘旭
サックス講師
サックスを13歳から始める。 経歴:習志野高校(吹奏楽部)→国立音楽大学→尚美ミュージックカレッジディプロマ科→島村楽器サックス科講師。 サックスを雲井雅人、下地啓二、林田和之、西尾貴浩(敬称略)に習う。 吹奏楽やクラシックが好き。 現在は「島村楽器」のサックス講師として、毎週約30人の生徒にサックスを教えている。
記事URLをコピーしました