【サックス初心者向け】ロングトーンについて解説。「ロングトーンとは」
こんにちは。
サックス講師をしてる石橋と申します。
今回は、サックスを最近始めた初心者さん向けに、
サックスの基礎練習である「ロングトーン」の解説をしていきます。
- ロングトーンとは何なのか?
- どんな効果があるのか?
- どのようにロングトーンを練習すればいいのか?
この3つを解説していきます。
ぜひ参考に見ていってください。
ロングトーンとは何か。
1つの音をまっすぐ吹く練習。
ロングトーンとは、1つの音をまっすぐ吹く練習です。
ドーーーーーーーー♪
レーーーーーーーー♪
ミーーーーーーーー♪
1つの音を、だいたい8秒くらいまっすぐ吹けると合格ライン。
ロングトーンはサックスに限らず、管楽器全般の基礎を鍛える練習です。
意外と難しい。
「音をまっすぐ吹く」
というのは、言葉だと単純に聞こえますが、意外と難しいです。
初心者の場合、
- 音が震えたり、
- 音が小さくなったり、
- 息が続かなかったり、
なかなか上手くいきません。
音がまっすぐ吹けないと、曲を演奏しても、
震えたり、息切れして苦しそうな演奏になってしまいます。
そのような状態を改善するためにも、ロングトーンはとても大切な練習です。
ロングトーンはどんな効果があるのか。
ロングトーンを練習すると、以下の効果があります。
- 音がまっすぐ吹けるようになる。
- 息が長く続くようになる。
- 落ち着いて奏法を改善できる。
この3つ。
音がまっすぐ吹けるようになる。
ロングトーンをすると、だんだん音がまっすぐ吹けるようになってきます。
そして、
音がまっすぐ吹けるようになるだけで、演奏に安定感が出ます。
聞いてる人が、
安心して、
リラックスして演奏を聴きやすくなるのです。
逆に言うと、音が震えて安定しないような演奏は、聞いてる方も不安になります。
足がフラフラの人を見かけたら、心配か不安になりますよね。
それと同じ感覚。
息が長く続くようになる。
ロングトーンをすることで、息も長く続くようになります。
というのも、ロングトーンはしっかり息を吸ってから吹かないと、長く続かないからです。
「しっかり息を吸う」
ということを強制されるため、繰り返し練習するうちに、自然と息をたくさん吸うようになります。
そして、息が長く続くようになります。
落ち着いて奏法を見直せる。
ロングトーンは、根本的な音の出し方(奏法)を改善するのに最適です。
1つの音だけ集中して吹くことで、
- 音の出し方
- 音の伸ばし方
この2つを、曲を練習するよりも効率よく見直せます。
なので、初心者の場合は必ず毎回ロングトーンを実践するのが良いです。
どんなふうにロングトーンを練習すればいいのか。
ロングトーンの具体的な練習については、別で記事を書きました↓
こちらの記事を参考に、是非練習に取り入れてみてください。
まとめ
今回は「ロングトーン」について解説してみました。
「ただまっすぐ音を伸ばす」
という訓練ですが、実はとても大事な基礎がたくさん詰まってます。
すごく地味な練習ですが、やれば必ず音が変わります。
是非練習で取り入れてみてください。
終わり!
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