Q&A

【サックス】初心者には、アルトとテナーどっちがおすすめか。

石橋 弘旭

これからサックスを始めようと思ってるんだけど、

初心者には「アルト」と「テナー」どっちがいいの??

こちらの疑問にお答えします。

初めまして、サックス講師の石橋と申します。

石橋弘旭
石橋弘旭
サックス講師
Profile
サックスを13歳から始める。 経歴:習志野高校(吹奏楽部)→国立音楽大学→尚美ミュージックカレッジディプロマ科→島村楽器サックス科講師。 サックスを雲井雅人、下地啓二、林田和之、西尾貴浩(敬称略)に習う。 吹奏楽やクラシックが好き。 現在は「島村楽器」のサックス講師として、毎週約30人の生徒にサックスを教えている。

今回は、サックス初心者はどの大きさのサックスがおすすめなのか話していきます。

これからサックスを始めようと思っている方の参考になれば幸いです。

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【サックス】初心者には、アルトとテナーどっちがおすすめか。

初心者は「アルト」の方がおすすめ。

最初に結論を言ってしまうと、

初心者はアルトの方がおすすめですね。

というのも、以下の理由があるからです↓

アルトがおすすめの理由
  • アルトはテナーより小さくて軽い。
  • アルトはリードが安い。
  • アルトは世界で最もスタンダードな大きさ。
  • アルト用の楽譜が多い。

この4つ。

石橋
石橋

テナーで始めても大丈夫ですが、

アルトの方がいろいろな面でハードルが低いです。

詳しく話しますね。

 

理由① アルトはテナーより小さくて軽い。

アルトサックスは、テナーサックスよりも小さくて軽いです。

 

とくに重さが違いますね。

  • テナーサックス→3.6kg
  • アルトサックス→2.3kg

約1.3kgの差があります!

 

アルトサックスのほうが軽量で小型なので、

練習してても疲れにくく、持ち運びも便利です

 

理由② アルトはリードが安い。

サックスを吹くには欠かせない消耗品「リード」も、アルトは安いです。

 

  • アルト用のリードは10枚で約3500円
  • テナー用のリードは10枚で約6400円。

この差、約2900円!

石橋
石橋

結構違いますよね。

 

リードだけにかかわらず、他のお手入れグッズやケースなども、アルトのほうが安いです。

 

理由③ アルトは世界で最もスタンダードな大きさ。

アルトサックスは、サックス4種の中で、最もスタンダードな大きさです。

 

世界で1番本数が多く、

プレイヤーも多く、

音大でも「アルトが基本」とされています。

石橋
石橋

プロや音大生は、ほぼ全員アルトサックスを持ってます。

 

スタンダードだからこそ、初心者にもおすすめです。

 

理由④ アルト用の楽譜が多い。

楽譜に関しても、アルトサックス用に書かれた楽譜は多いです。

 

楽器屋さんに行けばわかりますが、

アルト用の楽譜は、テナー用の楽譜の4倍くらいあります。

石橋
石橋

吹ける曲の選択肢が多いです。

 

「吹きたい曲はあるのに、楽譜がない。」

ということが、アルトのほうが少ないです。

 

ここまでの4つの理由から、初心者にはアルトの方がおすすめできます。

アルトがおすすめの理由
  • アルトはテナーより小さくて軽い。
  • アルトはリードが安い。
  • アルトは世界で最もスタンダードな大きさ。
  • アルト用の楽譜が多い。

 

だけど、「初心者にテナーはダメ」ってわけじゃ無い。

ここまでアルトをおすすめしてますが、「初心者にテナーはダメ」というわけでは無いです。

 

テナーで始めようがアルトで始めようが、

練習する内容は一緒ですし、上達スピードも変わりません。

 

テナーでしか奏でられない、中低音の柔らかい音色は、とても魅力的です。

 

ただ、「どちらかと言えば、アルトの方がおすすめだよ」ってだけです。

 

なので、「テナーの方が好き!!」と思う人は、全然テナーで始めても大丈夫です。

石橋
石橋

好きな楽器の方が、練習のモチベーションも出るでしょう。

 

まとめ

今回は、

「初心者はアルトとテナーどちらがおすすめか?」

というテーマで記事を書いてみました。

 

結論、アルトの方が初心者の方にはおすすめです。

 

改めて、理由をまとめるとこちら↓

アルトがおすすめの理由
  • アルトはテナーより小さくて軽い。
  • アルトはリードが安い。
  • アルトは世界で最もスタンダードな大きさ。
  • アルト用の楽譜が多い。

アルトの方が、いろいろな面でハードルが低いんですよね。

 

ただ、テナーが好きならテナーでも全然大丈夫です。

石橋
石橋

アルトとテナー、どちらも難しさは変わりませんから。

 

ちなみに僕はバリトンサックスから始めました。(中学1年生)

 

バリトンの中低音が大好きで、重いと感じながらも、必死に練習してました。

 

みなさんのサックス選びの参考になればと思います。

終わり。

 

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やってます。

 

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石橋弘旭
石橋弘旭
サックス講師
サックスを13歳から始める。 経歴:習志野高校(吹奏楽部)→国立音楽大学→尚美ミュージックカレッジディプロマ科→島村楽器サックス科講師。 サックスを雲井雅人、下地啓二、林田和之、西尾貴浩(敬称略)に習う。 吹奏楽やクラシックが好き。 現在は「島村楽器」のサックス講師として、毎週約30人の生徒にサックスを教えている。
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