【サックス】アルトとテナーの違いについて、わかりやすく解説。
サックス始めようと思ってるんだけど、、
- アルトサックスとテナーサックスって何が違うの?
- 初心者なら、どっちから始めるのがいいの?
こちらの疑問にお答えしていきます。
✔︎ この記事を書く人
こんにちは。
サックス講師の石橋と申します。
今回は、「アルトサックスとテナーサックスの違い」について書いていきます。
なるべくわかりやすく書いていくので、ぜひ参考に見ていってください。
【サックス】アルトとテナーの違いについて、わかりやすく解説。
アルトとテナーの違いは、大きく5つあります。
- 大きさ
- 重さ
- 音域
- 音色
- 価格
この5つ。
それぞれ書いていきます。
違い① 大きさ。
アルトより、テナーのほうが大きいです。
アルトは全長67cmに対して、
テナーは全長83cmあります。
テナーの方が1回り大きいですね。
違い② 重さ。
アルトより、テナーの方が重いです。
アルトが約2.3kgに対して、
テナーは約3.6kgあります。
1Lのペットボトル1本ぶんと少し、テナーの方が重いですね。
違い③ 音域。
アルトとテナーは、出せる音域が違います。
アルトの音域が高く、テナーは低くなってます。
アルトがこの音域で↓
テナーがこの音域です↓
テナーが4音低い音域になってます。
違い④ 音色。
これは僕の感覚ですが、
アルトが細く、しなやかで、爽やかな音色。
テナーは太く、丸みがあって、渋い音色のように感じます。
同じ曲で、アルトとテナーを聴き比べると、わかりやすいかもしれません。
(アルト↓)
(テナー↓)
音色の感じ方には、個人差があるでしょう。
違い⑤ 価格。
基本的には、アルトよりテナーの方が価格が高いです。
メーカーによっても変わりますが、テナーはアルトよりも、約5〜10万円ほど価格が上がります。
例えば、YAMAHAの王道モデル「62」の値段を比べてみましょう。
アルトの「62」が約36万円です↓
対して、テナーの「62」は約41万円します↓
約5万円、テナーの方が高いですね。
テナーは大きいぶん、作るために素材が多く必要です。
なので、当然と言えば当然ですね。
どちらが初心者におすすめか?
こだわりがなければ、アルトの方がおすすめ。
- テナーが好き!
- アルトは嫌い!
- テナー奏者に憧れてる!
というような、こだわり(?)がなければ、
初心者はアルトから始めるのがおすすめです。
理由はいくつかあります。
- アルトの方が価格が安くて手頃だから。
- アルトの方が小さくて軽くて、疲れにくいから。
- 発売されてる楽譜が「アルト用」の方が多いから。
- アルトの方がスタンダードだから。
このような理由があります。
そんなに大した理由でもないですが、アルトの方がいろいろと手軽です。
なので、迷ったらアルトから始めるのが良いと思います。
アルトもテナーも、難易度は変わらない。
じつは、難易度については、アルトもテナーも変わりません。
運指は同じですし、練習するべきことも、全く変わりません。
なので正直、どちらで始めても構わないのです。
「強いて言うなら、アルトのほうがおすすめかな〜」くらいの感覚です。
初心者でも、練習すればどちらも吹けるようになります。
まとめ
今回は、
サックス始めようと思ってるんだけど、、
- アルトサックスとテナーサックスって何が違うの?
- 初心者なら、どっちから始めるのがいいの?
こちらの疑問をテーマに記事を書いてみました。
改めて今回の記事の内容をまとめると、こちらです↓
- 大きさ(アルトが小さく、テナーが大きい)
- 重さ(アルトが軽く、テナーが重い)
- 音域(アルトが高く、テナーが低い)
- 音色(アルトが細く、テナーが太い)
- 価格(アルトが安く、テナーが高い)
- こだわりがなければ、アルトで始めるのがおすすめ。
- アルトの方が安いし、軽くて疲れにくいから。
- 難易度はアルトもテナーも変わらないので、テナーで始めても全然OK
こんな感じです。
疑問が1つでも解消されたら幸いです。
以上です!