【サックス】スランプになったときの対処法。
サックスを吹いてるんだけど、、
- スランプになってしまった。
- 何をしても吹きにくい。
- 音がいつものように出せない。
- どうすればいいの?
- 早くスランプを抜ける方法はある?
こちらのお悩みにお答えしていきます。
こんにちは。
サックス講師の石橋と申します。
今回は、スランプの抜け方についてお話していきます。
いつもより楽器が吹きにくくなったり、
音が汚く感じてしまうスランプ、、、
つらいですよね。
もちろん、僕もたくさんスランプを経験してきました。
今日は、18年サックスを吹いてきた僕の経験から、スランプの脱出方法を書いていきたいと思います。
【サックス】スランプになったときの対処法。
最初に結論を言うと、
スランプを脱出するためには、まず基本の練習を行うのが良いです。
基本の練習とは、
- ロングトーン
- タンギング
- 音階
などのことです。
基本が崩れてるかも。
普段より楽器が吹きにくく感じるときのスランプは、楽器を吹くための「基本」が崩れてる可能性が多いです。
- たっぷり息を吸う。
- リラックスして息を吐く。
- リラックスしてマウスピースを咥える。
- 姿勢良く楽器を構える。
- 良い演奏をイメージして吹く。
などなど、、
”当たり前”と思われるような基本が、テキトーになってしまうのです。
中級者~上級者ほど、スランプを感じやすい。
おそらく、スランプを感じれる人は、初心者レベルではないと思います。
初心者よりは上手く、これまでたくさん成長してきたからこそ、吹きにくくなってしまった現状に苦しんでる人なのかなと。。
そうゆう”上手になった人”ほど、高度な事を練習してるあまり、「基本が崩れるスランプ」が起きる印象があります。
なので、一度初心にかえって、高度なことは練習せず。
基本的な「体の使い方」や「基礎」をゆっくり再構築するのは、とても効果的です。
プロの演奏を聴くのも効き目がある。
スランプを抜けるためには、プロの演奏を聴きに行くのも効果があります。
他の人の奏法に目を向けることで、スランプを抜けるヒントが見つかるからです。
他の人の演奏から、ヒントを得る。
スランプの時は、上手くできない自分に苦しんで、自分の吹き方だけに注目しがちです。
- あ~、音が出しにくい。
- リードが悪いのかな。
- アンブシュアが悪いのかな?
- 呼吸がいけないのかな?
- なんで音色がこんなに悪いんだろう?
などなど。
自分の今までの経験だけで考えて、自分の現状だけを見る状態ですね。
もちろん、自分を見つめることは大事。
しかし、それと同じくらい、他の人の吹き方を見ることも大事です。
自分の吹き方に答えが出ないなら、他の人の吹き方からヒントを得ましょう!
プロは、何かしら情報を出してる。
他の人からヒントを得るなら、やはりプロがおすすめです。
サックスのプロは、演奏会はもちろん開いてますし、本なども出してます。
例えば、須川展也さん↓
東京藝大の教授であり、日本のクラシックサックスの重鎮である須川さんは、サックスに関する本を何冊か出してます。
こういった著書を読むだけでも、サックスのいろいろなヒントが得られます。
もし自分の経験だけでスランプを抜け出せないなら、プロの演奏や情報からヒントを得に行きましょう!
思い切って、、、休もう!!
「何しても上手くいかない!」
「吹いててつらい!」
「もう無理!」
何をしてもダメなら、思い切って楽器をしまって、休んじゃいましょう。
好きなことをしたり、新しいことにチャレンジするのも良いですね。
しばらく休んだ後にサックスを吹くと、少し新鮮な気持ちで音を出すことができます。
なんなら、休んでるうちに変なクセが抜けて、以前よりも楽にサックスが吹けることもあります。
もし何してもダメなら、思い切って休んで、休暇を楽しんでください!
ストレス発散!
まとめ。
今回は、スランプの脱出方法について書いてみました。
改めて内容をまとめるとこちらです↓
- 基礎練習を行って、奏法を1から整える。
- プロの演奏を聴いたり、著書を読んでヒントを得る。
- 思い切って休む。
この3つ。
あくまで、これまでの僕の経験上ですが、この3つをしてたらスランプはたいてい抜けられました。
もし今スランプで苦しんでる方がいれば、ぜひ試してみてください。
終わり!