【初心者向け】サックスの「ドレミファソラシド」の指の押さえ方。(写真付き)


サックスの「ドレミファソラシド」の指って、どうやって押さえるの?
こちらの疑問にお答えしていきます。
こんにちは。
サックス講師の石橋と申します。

今回は、サックスの「ドレミファソラシド」の指の押さえ方を写真付きで解説していきます。
サックスを始めたばかりの方で、運指がまだわからない方は、是非参考に見ていってください。
【初心者向け】サックスの「ドレミファソラシド」の指の押さえ方。

早速「ドレミファソラシド」の押さえ方を書いていきますが、
指の簡単さ、音の出しやすさから考慮して、
「ドシラソファミレド」の順で書いていきます。
「ド」の指

左手の中指で、上から3つめの丸いボタンを押します。

これが、サックスの「ド」の運指です。
(アルトは実音E♭、テナーは実音B♭)
「シ」の指

左手の人差し指で、上から1つ目の丸いボタンを押します。

これが、サックスの「シ」の指です。
「ラ」の指

左手の人差し指と中指で、上から1つ目と3つ目の丸いボタンを押さえます。

これが、「ラ」の指です。
「ソ」の指

左手の人差し指・中指・薬指で、
上から1・3・4つ目の丸いボタンを押さえます。

これが「ソ」の指です。
「ファ」の指

左手は「ソ」の指にしたまま、
右手の人差し指で、上から5つ目の丸いボタンを押さえます。

これが「ファ」の運指です。
「ミ」の指

左手は「ソ」の指にしたまま、
右手の人差し指と中指で、上から5つ目と6つ目の丸いボタンを押さえます。

これが「ミ」の運指です。
「レ」の指

左手は「ソ」の指にしたまま、
右手の人差し指・中指・薬指で、上から5・6・7つ目の丸いボタンを押さえます。

これが「レ」の運指です。
低い「ド」の指

一つ前の「レ」の指にしたまま、
右手の小指で、1番下にあるボタンを押さえます。

これが、低い「ド」の指です。
注意点としては、
右手の小指の部分には2つボタンがありますが、上のキーを押さないように注意してください。

必ず1番の下のキーを押さえるように注意です。
低い音は、口を少し緩めると出やすい。
ファ・ミ・レ・ドあたりの低い音は、初心者の場合、高い音にひっくり返りやすいです。
そんなときは、マウスピースを少しゆるく咥えて息を吹き込むと、出しやすくなります。

サックスは正しい運指でも、同時にマウスピースを咥える力を調節しないと、正しい音程が鳴りません。
基本的には、
- 低い音を出すときは少しゆるく
- 高い音を出すときは少し締めて
このような口の締め具合の微調整が必要です。
「オクターブキー」も覚えよう。
サックスを構えた時に、左手の親指の部分にあるキーのことを「オクターブキー」と言います。

この「オクターブキー」を押しながら、「ドレミファソラシド」を吹くと、
全ての音が1オクターブ高く出ます。
「ドレミファソラシド」を覚えるついでに、「オクターブキー」も覚えてしまいましょう。
まとめ

今回は、写真付きでサックスの「ドレミファソラシド」の指の押さえ方を書いてみました。
今回はアルトサックスの写真で説明しましたが、ソプラノからバリトンまで指は一緒です。

他の大きさのサックスを持ってる方も、参考にしてみてください。
また、今回は♯や♭などの半音の運指や、最低音、最高音についての指は、初心者向けの記事のため省略しました。
これに関しては、また別の記事で、もっと詳しい運指の解説をしたいと思います。
ひとまず、今回はここまでです。

まずは「ドレミファソラシド」をマスターして、簡単な曲に挑戦してみてください。
終わり。