【サックス】ビブラートをかけようとしてるのに顎が動かないときの原因。


サックスのビブラートを練習してるんだけど、
- 顎が上手く動かない。
- 動かそうとしてるんだけど、思ったように動かなくて、ビブラートがコントロールできない。
こちらのお悩みをテーマに記事を書いていきます。
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【サックス】ビブラートをかけようとしてるのに顎が動かないときの原因。
ビブラートをかけようとしてるのに、顎が動かなかったり、上手くコントロールできない場合は、以下のような原因が考えられます↓
- 強くマウスピースを咥えすぎているかも?
- 息がしっかり入ってないかも?
- リードが硬すぎるかも?
この3つ。
それぞれ詳しく書きます。
原因① 強くマウスピースを咥えすぎているかも?
もしかしたら、強くマウスピースを咥えすぎているかもしれません。
強くマウスピースを咥えてしまうと、顎の筋肉が固まってしまい、コントロールできなくなります。

吹いてて顎が痛くなったり、耳の下あたりにある顎の関節が痛くなる人は、その傾向があるかも?
顎を柔軟に動かすには、ある程度、顎がリラックスした状態が必要です。
顎が上下左右、どこにでも動かせる状態が理想。
なので、マウスピースは強く噛みすぎないで。
顎が柔軟に動けるよう、リラックスして優しく咥えましょう。
原因② 息がしっかり入ってないかも?
2つめの原因としては、顎の動きに集中しすぎて、息の吹き込みが甘くなるパターンです。
そもそもですが、息がしっかり入ってないと、音が不安定になるため、どれだけ上手く顎を動かしても、安定したビブラートになりません。
また、息の吹き込みが甘いと、口をすぼめたり、顎に力を入れないと、音が出にくくなります。
こういった点から、息の吹き込み方はとても重要です。
顎の動きに集中しすぎて、基本的な奏法、息の吹き込みが甘くならないように気を付けましょう。
原因③ リードが硬すぎるかも?
最後に考えられる原因は、リードが硬すぎる可能性です。
というのも、どれだけ息をしっかり吹き込んでても、マウスピースを優しく咥えてても、硬いリードを使ってしまうと、力まざるを得なくなるからです。
4や4半の硬いリードをイメージしてもらうとわかると思いますが、
硬いリードは、息を強く吹き込み、口も力を入れないと音が出しにくいです。
プロでも、力まざるを得なくなります。
そんな状況では、顎を動かし、ビブラートをコントロールするのは、さらに難しくなります。
なので、リードが硬すぎるのも注意です。

ビブラートの練習するときだけ、普段使ってるリードより、1段柔らかいモノを使用するのもアリです。
顎の力を抜くのが大事。

僕もいろいろビブラートの練習はしましたが、
結果的には、顎の力を抜いて発音する練習をしたことが、ビブラートの自由度を上げるキッカケでした。
やはり、ビブラートをコントロールするには、「顎が動ける状態」で音を出すのが必要不可欠だったからです。

顎に力が入ってたり、音がスムーズに出ない状態だと、どうしてもビブラートが上手くいきませんでした。
そのために、
- マウスピースの咥え方
- 息の吹き込み方
- リードの硬さの選定
今回紹介したポイントを見つめるのが良いと思います。
いろいろな点を改善しないといけませんが、向かうべきゴールは「顎が動ける状態での発音」なのかなと。
他にもビブラートのコツはいろいろありますが、ひとまず今回はここまで。
皆さんの何かヒントになれば幸いです。
おわり。