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サックス講師石橋の使用楽器&セッティング紹介。

石橋 弘旭

 

こんにちは。

サックス講師の石橋です。

石橋弘旭
石橋弘旭
サックス講師
Profile
サックス歴18年目。現役のサックス講師。習志野高校(吹奏楽部)→国立音楽大学→尚美ミュージックカレッジディプロマ科→島村楽器サックス科講師。 サックスを雲井雅人、下地啓二、林田和之、西尾貴浩の各師に習う。 吹奏楽やクラシック、アンサンブルが好き。「サクソフォレーション」のソプラノを担当。

今回は、僕が普段使用してる楽器の紹介をします。

 

ここ最近、ありがたいことにインスタのフォロワーが1000人を超えました。

 

こんな僕でも、何かみなさんの役に立ってるっぽくて、嬉しいです。

 

同時に、皆様から多くのDMやコメントを頂くことも増えました。

 

サックスのテクニックやコツに関する質問、お褒めの言葉のメッセージが多いですが、その中でもとくに多いメッセージが、楽器に関する質問でした。

 

「楽器はどこのメーカーのを使ってますか?」

「マウスピースは何を使ってますか?」

「リードはどれを使ってますか?」

「おすすめのリガチャーとかありますか?」

などなど。

 

メッセージはありがたいのですが、1人1人毎回返信するのは面倒で大変なのは事実。

なので、「この際ブログに全部書いちゃおう!」と思ったわけです。

 

あくまで、僕個人が気に入って使ってるものですが、今日は、

  • 使用楽器
  • マウスピース
  • リード
  • リガチャー

これらに関して、全部紹介したいと思います。

 

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使用楽器:YAMAHA「YAS-875G」

愛用してるのは、ヤマハの「YAS-875G」です。

かれこれ8年くらい使ってます。

 

国立音大4年生のときに、親に買ってもらいました。

その前までは、中学の時に親に買ってもらったヤマハの「YAS-875EX」を使ってました。

 

「875EX」は、とても吹き心地が軽く、音色も華やかですごくコントロールしやすかったです。

 

ただ、中学〜音大4年までの約10年ほど、ほぼ毎日3〜4時間くらい吹いてたせいか、音大4年のときにはボロボロになってしまいました。

 

僕の音色の好みも変わったこともあり、親に頼んで、大学4年のときに、当時1番高かったヤマハの「875G」を買ってもらいました。

 

(お母さん、ありがとう)

 

なぜ「875EX」ではなく「875」を選んだのか?

ちょっとマニアックな話ですが、今も昔も、1番人気のサックスは「875EX」です。

 

なぜ僕が「875EX」ではなく、通常の「875」の方を選んだのかというと、音色のコンセプトの違いに理由があります。

 

どちらも吹いた僕の勝手な感想ですが、

「875EX」は、明るい&華やか。

「875」は、ダーク&まろやか。

という音色の違いがあります。

 

最初は「875EX」の、明るくて華やかな音色が好きだったのですが、音大4年の頃には好みが変わり、「ダークで落ち着きのある、柔らかい音色を出したい」と感じていました。

 

そんなときに、たまたま友達から借りて吹いた「875」が、とくに僕の望んでた音色をマッチしてて、「次の楽器は875だ!」と決めたわけです。

 

そして、銀座のヤマハで試奏した「875G」(875に金メッキの塗装がされたもの)は、さらに暖かく柔らかい音色が出せる楽器で、今の楽器と巡り合いました。

 

まぁ、そんなこんなで、今の「875G」は本当にお気に入りの楽器です。

 

 

マウスピース:SELMER「コンセプト」

マウスピースは、セルマーの「コンセプト」を使ってます。

 

何回か買い替えしてたり、他のマウスピースに数日浮気することはありましたが、ここ3〜4年くらいは、ずっとコンセプトがお気に入りです。

 

コンセプトを使ってる理由も、僕の好きな音色である、ダークで柔らかい音色を出しやすいマウスピースだからです。

 

高音から低音まで音色が均一で柔らかく、クセが少ない。

なおかつ、小さい音から大きい音まで、ダイナミックスの変化がつけやすくてコントロールしやすい。

マジで最高のマウスピースだと思います。

 

コンセプトの前までは、セルマーの「180」を長年愛用してました。

180を使ってたときは、低音がバリバリ・ジリジリと汚く鳴ってしまうのが悩みだったのですが、コンセプトに変えたら一瞬でその悩みが消え、そこからコンセプトの虜になりました。

 

年々、どんどんコンセプトの値段が上がってるのが嫌ですが、きっとこれからもコンセプトを使うと思います。

 

 

リード:レジェール「シグネチャー」

リードはレジェールの「シグネチャー」というモデルを使っています。

厚さは、「3.25」を使ってます。

 

レジェールも、音色がダークで柔らかく、コントロールしやすいので使ってます。

 

とくに、中〜低音の音色の柔らかさと、小さい音の安定感がすごいです。

低音をPP(ピアニッシモ)で演奏するのが、本当に楽です。

 

リード特有の「ジリジリ」「バリバリ」という雑音も少なく、音色が柔らかいです。

 

レジェールに変えたおかげで、本当にいろいろな曲が楽に吹けるようになりました。。

 

しかもプラスチックなので、葦のリードよりも寿命が長く、品質が変わりずらいのも最高です。

 

近年、葦のリードの価格が上がってきたのもあり、コスパ面から考えてもレジェールは最高です。

 

もう葦には戻れない。。。

最高のリードだと思って使ってます。

 

 

リガチャー:BG「DUO」

リガチャーは、BGの「DUO」というモデルを使ってます。

 

このリガチャーは、クセの少なさで選びました。

 

高音から低音まで、ほどほどに柔らかく鳴ってくれます。

 

「めっちゃ吹きやすい」

「めっちゃ高音が鳴る」

「めっちゃ低音が響く」

とか、そうゆう特徴が、良くも悪くも無いリガチャーです。

 

個人的に、これまでリガチャーをたくさん吹いてきて、

「リガチャーって値段が高い割には、そんなに音色に影響なくね?」

と思うことが多く、変に奇抜なものを使うよりは、クセの少ないスタンダードなものの方が、良いように感じるようになってしまいました。

 

「DUO」を使う前までは、ウッドストーン(石森)や、BGトラディショナルをよく使ってたのですが、少しキンキンしたような高音の鳴りが気になって、使用しなくなってしまいました。

 

そんなわけで、クセの少なく感じたBG「DUO」を好んで使ってます。

 

僕はダークで柔らかい音色と、クセの少なさが好き。

楽器の紹介をしましたが、僕は「ダークで柔らかい音色」というのを求めて楽器を選んでます。

 

その結果、今のセッティングに辿りつきました。

楽器:ヤマハ「YAS-875G」

マウスピース:セルマー「コンセプト」

リード:レジェール「シグネチャー」

リガチャー:BG「DUO」

このセッティングで、こんな音が出せてます↓

 

 

1講師のセッティングですが、気になってたみなさんの何か参考になれば幸いです。

 

おわり!!!!

 

 

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なので、相談や質問がある方は、気楽にご連絡下さい。

 

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やってます。

 

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サックス講師
サックス歴18年目。現役のサックス講師。習志野高校(吹奏楽部)→国立音楽大学→尚美ミュージックカレッジディプロマ科→島村楽器サックス科講師。 サックスを雲井雅人、下地啓二、林田和之、西尾貴浩の各師に習う。 吹奏楽やクラシック、アンサンブルが好き。「サクソフォレーション」のソプラノを担当。
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