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【サックス初心者向け】スケール練習の解説。「スケールとは」

石橋 弘旭

こんにちは。

サックス講師の石橋と申します。

石橋弘旭
石橋弘旭
サックス講師
Profile
サックス歴18年目。現役のサックス講師。習志野高校(吹奏楽部)→国立音楽大学→尚美ミュージックカレッジディプロマ科→島村楽器サックス科講師。 サックスを雲井雅人、下地啓二、林田和之、西尾貴浩(敬称略)に習う。 吹奏楽やクラシック、アンサンブルが好き。「名無しのサクソフォンカルテット」のソプラノを担当。

 

今回は、サックスの基礎練習である「スケール練習」について解説していきます。

 

  • スケールとは何か?
  • スケール練習をすると、どんな成長が見込めるのか?
  • どのようにスケール練習すればよいのか?

このような疑問に対して、解説していきます。

 

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スケールとは何か?

音楽における「スケール」とは、日本語で「音階」と言い、

「ドレミファソラシド」の音の階段のことを現しています。

 

スケールは、音楽の基盤であり、世の中の99%の曲は、スケールをもとに作られています。

 

例えば、

  • 「カエルの歌」
  • 「咲いた咲いた」
  • 「ドレミの歌」
  • 「喜びの歌」(ベートーベン)

なんかは、わかりやすくスケールが使われています。

 

実はスケールは、私たちの知らないところで、多く耳に入ってきているのです。

 

石橋
石橋

つまり、スケールを練習することで、世の中の99%の曲を練習してるようなものなのです!

 

スケールには様々な種類がある。

そして、スケールには様々な種類があります。

 

普段よく聞く「ドレミファソラシド」は、「長調のスケール」と言います。

 

スケールは他にも、

  • 短調のスケール(ドレミ♭ファソラ♭シド)
  • 沖縄スケール(ドミファソシド)
  • ブルーノートスケール(ドミ♭ファファ♯ソシ♭ド)

など、さまざまなスケールがあります。

 

スケール練習をすると、どんな成長が見込めるのか?

スケールの練習をすると、3つの効果が期待できます。

  • 指がスムーズに動くようになる。
  • #や♭を使った運指が早く覚えられる。
  • 曲の譜読みが早くなる。

この3つです。

 

① 指がスムーズに動くようになる。

スケールは、「ドレミファソラシド」全ての運指を使って吹くので、単純に指がよく回るようになります。

 

指回しが早くなり、素早いパッセージも、難なく吹けるようになります。

 

② #や♭を使った運指が早く覚えられる。

スケールには#と♭を使ったものもあるため、サックスの特殊な運指も吹くことになり、早く#や♭の運指を覚えることができます。

 

また、一度覚えた特殊な運指を忘れないためにも、スケール練習は効果的です。

 

③ 曲の譜読みが早くなる。

スケール練習で指がスムーズに早く回るようになると、運指をいちいち確認する手間が減るので、曲の譜読みも早くなります。

 

効率的に曲を習得していくためにも、スケール練習はとても重要です。

 

どのようにスケール練習すればよいのか?

まずは、「長調」と「短調」から練習。

スケールにはたくさん種類がありますが、

初心者の場合は、まず「長調」と「短調」のスケールから練習していくのが良いです。

 

というのも、この2種類のスケールが、曲で最もよく使われているスケールだからです。

 

長調・短調、どちらのスケールも一部載せておくので、

プリントしてご活用ください。↓

長調の音階(一部)

短調の音階(一部)

 

メトロノームに合わせて、一定のテンポで練習する。

スケールを練習するときは、メトロノームを使って練習しましょう。

 

メトロノームに合わせて練習することで、指のコントロールの訓練になります。

 

最初はゆっくりのテンポ(60~72くらい)に合わせて指を動かし、慣れてきたらどんどんテンポを上げていきましょう。

 

スケール教本で、もっと上達しよう。

  • もっと指回しを早くしたい!
  • もっと上手くなりたい!
  • もっとたくさんのスケールにチャレンジしたい!

という方は、「サクソフォーンのためのトレーニングブック」に挑戦しましょう↓

この教本は、24種類の長調・短調のスケールがいろいろなバリエーションで書かれてる教本です。

石橋
石橋

定番のスケール教本!

 

僕もこの教本でスケールを覚え、指がグッと早く回るようになりました。

 

この教本のスケールが全てできれば、音大生レベルまで上達できます!

スケールに慣れてきたら、是非チャレンジしてください。

 

まとめ

今回は、サックスの基礎練習である「スケール練習」について解説してみました。

 

改めて、記事の内容をまとめるとこちらです↓

スケールとは何か?
  • 「ドレミファソラシド」などの音階のこと。
  • いろいろな種類があって、音楽で幅広く使われている。
スケールを練習すると、どんな効果があるのか?
  • 指がスムーズに動くようになる。
  • #や♭を使った運指が早く覚えられる。
  • 曲の譜読みが早くなる。
どのようにスケールを練習すればいいか?
  • まずは長調と短調のスケールから練習。
  • スケール教本でさらなる上達を目指す。

こんな感じです。

 

スケールは、僕も毎日指回しのトレーニングのために行ってる練習です。

石橋
石橋

スケールをしないと、指が少しなまります。

 

みなさんも、是非練習に取り入れてください。

 

以上です。

 

 

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サックス歴18年目。現役のサックス講師。習志野高校(吹奏楽部)→国立音楽大学→尚美ミュージックカレッジディプロマ科→島村楽器サックス科講師。 サックスを雲井雅人、下地啓二、林田和之、西尾貴浩(敬称略)に習う。 吹奏楽やクラシック、アンサンブルが好き。「名無しのサクソフォンカルテット」のソプラノを担当。
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