【サックス】リードの硬さについて。初心者におすすめの硬さは？
石橋 弘旭
ヒロキのサックスブログ
【サックス講師が書く】音量を大きくするためのコツ。
石橋 弘旭
サックスを練習してるんだけど、大きい音が出ない。。
- どうしたら音量が上がるの？
- 音量を上げるためのコツとかあるの？
こちらのお悩みをテーマに、記事を書いていきます。
✔︎この記事を書く人。
こんにちは。
サックス講師の石橋と申します。
今回は、サックスの音量を大きくするためのポイントを紹介していきます。
サックスの音量を上げるためには、息をたくさん入れるだけでは、足りません。
そのほかにも、いろいろと気を付けないといけないポイントがあります！
そんなポイントを紹介していきます。
目次
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サックスで大きい音を出すために必要なポイント。
サックスで大きい音を出すためには、以下のポイントを押さえる必要があります↓
- 鳴らしやすいリードを使うこと。
- 息をたっぷり入れること。
- 少し深めにマウスピースを咥えること。
- リードに触れてる下唇を、”柔らかい状態”にすること。
- マウスピースを強く噛まないこと。
この５つのポイントが重要です。
それぞれ解説していきます。
①鳴らしやすいリードを使うこと。
サックスのリードは、音の出しやすさに、すごく”個体差”があります。
同じブランドの硬さでも、10枚吹いてみると、音が出しやすいリードと、出しにくいリードに分かれるものです。
できるだけ、音の出しやすいリードを使うように心がけましょう。
音が出しにくいリードで練習してしまうと、音量が出ないのはもちろん。
変な”癖”がつく原因になりますからね。
「リードがもったいない」と感じるのは仕方がないです。
しかし、サックスを吹く以上、
上達するためにはリードの選定は避けて通れません！
なので、もったいぶらず、良いリードを使って練習に挑みましょう！
②息をたっぷり入れること。
音量を出すためには、もちろん息の量が大切です。
息はたくさん吸って、たくさん入れましょう。
曲を吹いたり、基礎を練習してると、
運指やタンギングに気を取られて、いつのまにか、ブレスの意識が薄くなってしまうのは、よくあることです。
呼吸は、音を出すためには欠かせないことなので、どんなときでも、呼吸の取り方には気をつけましょう！
③少し深めにマウスピースを咥えること。
音量を出すためには、少し深めにマウスピースを咥えるのも有効です。
マウスピースを少し深めに咥えると、リードが大きく振動しやすく、音量が出やすくなります。
実際に試してもらわないと伝わりにくいですが、普段よりも少し深めに咥えて、音を出してみてください！
僕も、「ここぞ！」と言う時のソロや、目立つフレーズを吹く時は、少し深めにマウスピースを咥えなおしたりしています。
ただし、深く咥えると、息の消費が激しくなるのだけ注意です！
すぐに息切れしてしまう要因にもなるので、やりすぎには注意！
④リードに触れてる下唇を、”柔らかい状態”にすること。
大きい音を出すためには、リードに触れてる下唇を、
”柔らかい状態”にしておくことも重要です。
リードは、下唇に触れながら、振動してますからね。
もし下唇に力が入って、硬くなってしまうと、リードが振動しにくくなってしまいます。
リードが振動できるよう、下唇は”柔らかい状態”をキープしながら、音を出すように練習してみましょう！
個人的な感覚ですが、”無表情”のときの下唇が、柔らかく、リラックスできてる状態かなと思います。
ご自身の指で下唇を触ってみて、どんな時に唇が柔らかくなるのか、確認してみてください！
⑤マウスピースを強く噛まないこと。
最後に大事なのが、マウスピースを強く噛まないことです。
マウスピースを強く噛んでしまうと、リードが下唇に押さえつけられて、振動しにくくなってしまうからです！
サックスはあくまで、”リードが振動して音が出る楽器”です。
たとえ息をたくさん入れてても、リードの振動をおさえてしまったら、音量が出なくなってしまう楽器です。
なので、マウスピースは強く噛まないよう、注意しながら練習しましょう。
僕が見てきた生徒さんの中でも、とても多く見た症状です。
下唇に歯形が強くついてしまう人や、吹いててすぐに下唇が痛くなってしまう人は、強く咥えてる可能性が「大」です！
まとめ
今回は、サックスで大きい音を出すために大切なポイントを紹介してみました。
改めて紹介すると、こちらです↓
- 鳴らしやすいリードを使うこと。
- 息をたっぷり入れること。
- 少し深めにマウスピースを咥えること。
- リードに触れてる下唇を、”柔らかい状態”にすること。
- マウスピースを強く噛まないこと。
この５つが、大きい音を出すために大切です。
まずは、ご自身で気になったポイントから意識して、練習してみてください！
皆さんの上達のヒントになれば幸いです。
終わり！
ご連絡いただいた内容は、記事のテーマにしたり、僕が直接返信したりします。
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ABOUT ME
サックス歴18年目。現役のサックス講師。習志野高校（吹奏楽部）→国立音楽大学→尚美ミュージックカレッジディプロマ科→島村楽器サックス科講師。
サックスを雲井雅人、下地啓二、林田和之、西尾貴浩（敬称略）に習う。
吹奏楽やクラシック、アンサンブルが好き。「名無しのサクソフォンカルテット」のソプラノを担当。
