【サックス】リードに書いてある数字って何？変わると何が変わる？
石橋 弘旭
ヒロキのサックスブログ
【サックス】高音がでないときの対処法。高音を出すためのコツ。
石橋 弘旭
サックスを練習してるんだけど、
- 高音がうまく出せない。
- どうやったら高音が出せるようになるの？
- なんかコツとかあるの？
こちらのお悩みをテーマに記事を書いていきます。
✓この記事を書く人
今回は、サックスの高音を出すためのコツです。
ここら辺の音域ですね↓
サックスの高音は、最初はなかなか出ずらいですよね。
高音は、通常音域を吹くときと違って、少しコツがいります。
（通常音域を吹くときと同じように吹いちゃうと、なかなか出ない）
コツさえつかめれば、案外あっけなく出せるようになるものです。
今回は、そんな「高音のコツ」を紹介していきます。
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サックスの高音を出すためのコツ
高音を出すためのコツは、いくつかあります。
- 下唇を少し薄めに巻く。
- 顔を少し上に向ける。
- 口の中を狭くして吹く。
- 小さい音で練習する。
この４つ。
それぞれ紹介していきます。
下唇を少し薄めに巻く。
サックスを吹くとき、下唇を下の歯の上に置いてる（巻いてる）と思いますが、その下唇の量を少なくして吹いてみてください。
少し音がハズレやすくなりますが、高音は少し出しやすくなります。
これはもともと、フラジオ（超高音）を出すときに使う小技ですが、サイドキーの高音でも有効な小技です。
顔を少し上に向ける。
マウスピースを咥えるときの顔の角度を、少し上に向けて吹いてみてください。
（顔の角度を上げるのと同時に、楽器を持ち上げないように注意）
こうすることで、息の向きが変わり、少しだけ高音が当たりやすくなります。
慣れたら顔を上げなくても高音は出せるようになりますが、初心者が「高音のツボ」をつかむのには効果的な方法です。
口の中を狭くして吹く。
高音の出しやすさは、口の中の状態にとても影響します。
高音を出すときは、口の中の面積をできるだけ狭くして練習してみてください。
口の中の面積を狭くすると、息のスピードが上がり、高音が当てやすくなります。
（感覚的には、「ひゅ」や「ひ」を発音するときのような口の中の状態に似てると思います）
口の中の面積をいろいろ変えて、試してみてください。
小さい音で練習する。
高音は、最初は小さい音で練習するのがおすすめです。
思いっきり息を吹き込んでしまうと、リードが大きく振動しすぎて、低い音が鳴ってしまうからです。
最初は小さめの音で練習して、高音をツボをつかめてきたり、高音を出すのに慣れてきたら、だんだん音量を上げていくのがおすすめです。
高音には「高音の吹き方」がある。
ここまでコツを紹介しましたが、
やはり高音は、通常の音域と吹き方が変わるのが事実です。
高音の吹き方を習得するために、まずはいろいろ試してみて、高音を上手く当てる経験を積んでいきましょう。
まとめ
今回は、「高音が出ない」というお悩みをテーマに記事を書いてみました。
改めて内容をまとめるとこちらです↓
サックスの高音を出すためのコツ
- 下唇を少し薄めに巻く。
- 顔を少し上に向ける。
- 口の中を狭くして吹く。
- 小さい音で練習する。
この４つが、高音のコツをつかむのに良いかなと思います。
１日２日でマスターできるものではありませんが、最初のキッカケとして試してみてください。
終わり！
ご連絡いただいた内容は、記事のテーマにしたり、僕が直接返信したりします。
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ABOUT ME
サックス歴18年目。現役のサックス講師。習志野高校（吹奏楽部）→国立音楽大学→尚美ミュージックカレッジディプロマ科→島村楽器サックス科講師。
サックスを雲井雅人、下地啓二、林田和之、西尾貴浩（敬称略）に習う。
吹奏楽やクラシック、アンサンブルが好き。「名無しのサクソフォンカルテット」のソプラノを担当。
