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【サックスお悩み相談】「ロングトーンが長く続かない」→コツを紹介。

石橋 弘旭
  • ロングトーンが続かない。
  • テンポ60くらいで、8拍伸ばせない。
  • どうやったらロングトーンが伸ばせるようになるの?
  • 長く音を吹くコツはあるの?

こちらの疑問にお答えしていきます。

 

✔︎この記事を書く人

石橋弘旭
石橋弘旭
サックス講師
Profile
サックスを13歳から始める。 経歴:習志野高校(吹奏楽部)→国立音楽大学→尚美ミュージックカレッジディプロマ科→島村楽器サックス科講師。 サックスを雲井雅人、下地啓二、林田和之、西尾貴浩(敬称略)に習う。 吹奏楽やクラシックが好き。 現在は「島村楽器」のサックス講師として、毎週約30人の生徒にサックスを教えている。

 

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ロングトーンを長く続けるためのコツ。

最初に結論を言ってしまうと、

 

ロングトーンを長く吹くためには、「息の吸い方」と「マウスピースの咥え方」を見直すのが良いです。

 

この2つは、音を出すことにおいて、とても重要だからです。

 

それぞれ紹介していきます。

 

息の吸い方について。

息は、できるだけたくさん吸い込まないといけません。

息は、音を出すためのエネルギーだからです。

 

息を吸うのが甘いと、音は出せないし、音も長くのばせなくなります。

 

石橋
石橋

僕が見てきた限りですが、「音が長くのびない」と悩んでる方は、そもそも息がたっぷり吸えてない人が多かったです。

 

息は、とにかくたくさん吸うようにしましょう。

 

「もうこれ以上吸えない!」

というくらい、たくさんです。

 

それくらい吸えば、息を吐くのも楽ですし、長く音を出すこともできます。

 

マウスピースの咥え方について。

マウスピースの咥え方も、音を長く出すために重要なポイントです。

 

ここで見直して欲しいのは2つです。

マウスピースを咥える「強さ」「深さ」です。

 

マウスピースを咥える「強さ」について。

マウスピースを咥える時、できるだけ優しく咥えなければいけません。

 

なぜかと言うと、強く咥えてしまうと、下唇がリードの振動をおさえてしまうからです。

石橋
石橋

つまり、音が出しにくくなるってこと。

 

サックスは、リードが振動して音が鳴る楽器です。

 

リードの振動を下唇でおさえてしまったら、音は出にくく、音を長くのばすのも大変になります。

 

なので、リードはいつでも振動できるように、

下唇は、最低限の力でリードに触れるようにしましょう。

 

決してマウスピースは噛まないように!

石橋
石橋

ストローを咥えるくらい、優しく、ふわっと咥えるイメージです。

 

マウスピースを咥える「深さ」について。

マウスピースを咥える深さも、音を長くのばす上で、かなり重要です。

 

というのも、マウスピースを咥える深さで、息の続きやすさが変わるからです。

 

マウスピースを「浅く」咥えるのと「深く」咥えるのでは、以下のような違いが起きます。

「浅く」咥えると。

・小さな音が出しやすい。

・大きい音が出しにくい。

息が長く続きやすい。

「深く」咥えると。

・大きな音を出しやすい。

・小さい音が出しにくい。

息がなくなりやすい。

浅い方が、息は続きやすいんですよね。

 

もしかしたら、音が長く続かないは、マウスピースを深く咥えすぎてる可能性があります。

 

なので一度、マウスピースのを浅めに咥えて吹いてみて、息の減り方を比較してみるのが良いです。

 

リードの厚さも大事。

最後ですが、リードの厚さも、音の伸ばしやすさに影響します。

 

リードは、できるだけ薄い方が、音を長く吹きやすいです。

 

リードには番号が書かれてます。

「2-1/2」とか「3」とか「3-1/2」とか。

この番号は、リードの厚さを表してます。

(数字が大きくなるほど厚い)

 

厚いリードは、吹き心地が重く、プロでも長く音を伸ばすのが難しいです。

 

なので、リードは薄いものを選ぶように。

音が出しにくい場合は、1つ番号を落としたリードで、練習してみてください。

石橋
石橋

初心者なら、「2-1/2」や「3」のリードがおすすめになります。

 

(初心者におすすめリード↓)

まとめ。

今回は、

  • ロングトーンが続かない。
  • テンポ60くらいで、8拍伸ばせない。
  • どうやったらロングトーンが伸ばせるようになるの?
  • 長く音を吹くコツはあるの?

こちらのお悩みをテーマに記事を書いてみました。

 

僕がこれまで経験した限り、長く音をのばすために重要なことは2つです。

「息の吸い方」と「マウスピースの咥え方」。

まずはこの2つを見直してみてください。

石橋
石橋

僕自身も、僕の生徒さんも、この2つを重点的に見直してたら、音が長く伸びるようになってました。

 

今回は以上です。

 

おわり!

 

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石橋
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石橋弘旭
サックス講師
サックスを13歳から始める。 経歴:習志野高校(吹奏楽部)→国立音楽大学→尚美ミュージックカレッジディプロマ科→島村楽器サックス科講師。 サックスを雲井雅人、下地啓二、林田和之、西尾貴浩(敬称略)に習う。 吹奏楽やクラシックが好き。 現在は「島村楽器」のサックス講師として、毎週約30人の生徒にサックスを教えている。
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