【サックス】「リードの硬さの違いって何?」「硬さが変わると何が変わる?」
サックス初心者なんだけど、、
- リードの硬さの違いって何?
- 硬さを変えると何が変わるの?
- どんな硬さがいいの?
こちらの疑問にお答えしていきます。
✔︎ この記事を書く人
こんにちは。
サックス講師の石橋と申します。
今回は、サックスを最近始めた初心者の方に向けて、「リードの硬さの違い」を解説していきます。
リードには「硬さ」という概念がありますが、初心者からすると、何がなんだか分かりにくいですよね。
今回はその「硬さに」ついて詳しく、なるべく分かりやすく解説していきます。
ぜひ参考に見ていってください。
リードの「硬さ」とは?
リードには「硬さ」があります。
リードのパッケージに書いてある数字が、そのリードの硬さを表しています。
(これは”2”の硬さです↓)
基本的には、数字が大きくなるほど硬く、
数字が小さくなるほど柔らかいリードになります。
「2」→「2-1/2」→「3」→「3-1/2」→「4」
の順で硬くなっていきます。
硬さが変わると、何が変わるのか?
リードの硬さが変わると、主に「吹き心地」と「音色」が変わります。
リードが固くなるほど、吹き心地は重くなり、
音色は”柔らかみ”や”温かみ”を持ってきます。
どんな硬さがおすすめなのか?
硬さのおすすめは、一概に「コレ!」とは言いづらいです。
というのも、リードの硬さは、音楽のジャンルや、マウスピースの型番、人の好みで変わるものだからです。
ただ、それだけだと、この記事が終わってしまうので、定番や人気のものを書いておきます。
ヤマハの付属のマウスピース「4C」におすすめのリード
ヤマハの楽器を買ったら付属で付いてくるマウスピース「4c」には、
バンドレンのトラディショナル「2-1/2」がおすすめです↓
(テナー↓)
ヤマハの「4C」と相性が良く、初心者でも吹きやすいと思います。
吹奏楽やクラシックにおすすめのリード。
吹奏楽やクラシックの”柔らかい音”を出したい場合は、
バンドレントラディショナルの「3」か「3-1/2」がおすすめです↓
(テナー↓)
”柔らかみ”のある音を出したい場合は、ある程度リードも”硬いもの”にした方が出しやすいです。
定番ということもあり、「3」か「3-1/2」が良いでしょう。
ちなみに僕は「3」を愛用しています。
ジャズやポップスにおすすめのリード。
ジャズやポップスの「ジリジリ」「ザラザラ」とした、雑味の入った”渋い音”を出したい場合は、
バンドレンのジャバ(緑)の「2-1/2」がおすすめです↓
(テナー↓)
「ジャバ」はジャズ用のリードであり、雑味のある渋い音を出しやすい構造になってます。
また、定番のジャズリードでもあるので、経験しておいて損はないでしょう。
リードはいろいろ試すべき。
ここまでおすすめを紹介しましたが、
実際、リードは、ジャンルや硬さに縛られず、いろいろ試してほしいです。
というのも、体格や骨格、吹き方、好みによって、
その人に合うリードが変わってくるからです。
僕が「これは良いリード!」と言っても、みんながそれが「良い!」と感じるものではないです。
(料理の味付けや、服の好みと一緒)
なので、自分に合ったリードを探すためにも、吹いたことがないリードは、積極的に試してみてください。
いろいろ試してると、自分に合ったリードと出会えますし、リードの知識もついてきます。
まとめ
今回は、
サックス初心者なんだけど、、
- リードの硬さの違いって何?
- 硬さを変えると何が変わるの?
- どんな硬さがいいの?
こちらの疑問をテーマに、記事を書いてみました。
改めて、記事の内容をまとめるとこちらです↓
- リードのパッケージに書いてある数字が、そのリードの「硬さ」
- 数字が大きくなるほど、リードが硬くなる。
- 硬さが変わると、主に「音色」と「吹き心地」が変わる。
- 硬くなるほど、音色に”柔らかみ”や”温かみ”が増し、吹き心地が重くなる。
- 体格や好みによっておすすめは変わってくる。
- ヤマハの付属のマウスピースを使ってるなら、トラディショナル「2-1/2」
- 吹奏楽やクラシックの音が好きなら、トラディショナルの「3」
- ジャズやポップスお音が好きなら、ジャバ「2-1/2」
こんな感じです。
いろいろ書きましたが、リードを変えるなら、まずは”定番”を吹いてみるのが良いと思います。
(トラディショナルとかジャバとか↓)
定番を基準に、他のリードもいろいろ試してると、自分の好みが見えてきますよ!
では、長くなりましたが、今回はここまでです。
リードに関しては、まだまだ書きたいことがたくさんありますが、また別の記事で書こうと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。