【サックス】高音のピッチが高くなってしまう原因と対策。


サックスを練習してるんだけど、
- サイドキーを使う高音の音程が、高くなってしまう。
- 下げようとしても、安定しない。
- どうやったら高音のピッチが良くなるの?
- 高音のピッチを良くするためのコツとかあるの?
こちらのお悩みにお答えしていきます。
✓この記事を書く人

高音のピッチが高くなる原因。
サックスの高音の音程が高くなってしまう原因は、主に5つあります。
- 口を締めすぎているから。
- 吐いてる息の量が少ないから。
- 口の中が狭すぎるから。
- 出したい高音のイメージ(音感)がないから。
- リードが硬すぎるから。
この5つが、よくある原因です。
それぞれ紹介していきます。
口を締めすぎているから。

サックスは、強くマウスピースを咥えたり、噛んだりすると、音程が上がってしまう楽器です。
もし、高音を吹いてて下唇や顎が痛くなるような症状がある場合、口を締めすぎてたり、マウスピースを必要以上に噛んでしまっているかもしれません。
一度ゆるく、軽く、ラフにマウスピースを咥えて、高音を出す練習をしてみてください。
吐いてる息の量が少ないから。

サックスは、吹き込んでる息が少ないと、音程が上がりやすくなります。
(逆に、吹き込みすぎると音程が下がります)
高音の音量が小さかったり、”こもったような音”になってしまう場合、息の量が足りてないかもしれません。
一度、いつもよりも大きい音で。
いつもよりも、息をたっぷり吹き込んで練習してみてください。
口の中が狭すぎるから。
サックスは、口の中のスペースが狭くなるのも、音程が上がる原因になります。
高音がリードミスのように、「ピッ」と裏返りをしてしまう状態が見れるなら、口の中のスペースが狭すぎるかもしれません。
日本語の「ほ」や「わ」を発音する時のような、口の中を少し広くするようなイメージをして、練習してみてください。
出したい高音のイメージ(音感)がないから。

サックスの高音はとても繊細で、出したい音程のイメージがないと、なかなか合いません。
音がしっかり鳴っているのに、音程がブレてしまう場合は、高音のイメージや、高音を出す経験が足りてないかもしれません。
チューナーやピアノで正しい音程を確認し、音程のイメージを頭に刷り込む習慣を取り入れるのが良いです。
リードが硬すぎるから。

リードが硬すぎるのも、音程が高くなる原因です。
リードが硬いと、口を締めざるをえなくなるからです。
(もちろん口が締まると、サックスの構造上、音程が上がります。)
厚いリードは音色が良いのがメリットですが、そのぶん音が出しにくく、口をギュッと締めないと、プロでも音が出しにくいものです。
息が長く続かなかったり、下唇が痛かったり、音に「シュー」という空気の音が混じる場合は、自身の実力に対して、リードが厚すぎるかもしれません。
一度、少し柔らかいリードにチェンジして練習してみてください。
同時に複数の問題が起きてる可能性もあり。

ここまで、「高音のピッチが高くなる原因」を紹介しましたが、これらの原因が、いくつか同時に起きてる可能性もあります。
というより、たいていの人が同時に起きてるものです。
なので、自身で気が付いたところから意識して、少しずつ改善に取り組んでいくことが大切です。

改善に取り組んだぶんだけ、必ず上達します!
まとめ
今回は、高音のピッチが高くなる原因をテーマに記事を書いてみました。
改めて内容をまとめると、こちらです↓
- 口を締めすぎているから。
- 吐いてる息の量が少ないから。
- 口の中が狭すぎるから。
- 出したい高音のイメージ(音感)がないから。
- リードが硬すぎるから。
この5つが、主な原因です。
練習してて身に覚えのある点から、改善してみてください。
今回は以上になります。