【サックス】15年吹いてわかった「綺麗な音を出すための秘訣５選」
石橋 弘旭
ヒロキのサックスブログ
【入門】初心者はどのサックスで始めるのが良いのか？
石橋 弘旭
サックスを始めようと思ってるんだけど、
- どのサックスを買えば良いのかわからない！
- サックスって種類や価格が違うと、何が変わるの？
- 初心者におすすめのサックスはある？
こちらの疑問にお答えしていきます。
✓ この記事を書く人
こんにちは。
サックス講師をしてる石橋と申します。
今回は、これからサックスを始めようとしてる初心者の方に向けて、サックスの種類と違いについて紹介していきます。
初心者におすすめのサックスも紹介するので、楽器選びの参考に見ていってください。
目次
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サックスの種類の違い。
サックスには4種類の大きさがある。
サックスには、大きさが４種類あります。
小さい方（左）から、
- ソプラノサックス
- アルトサックス
- テナーサックス
- バリトンサックス
と言います。
ソプラノが一番小さく、高い音が出せて、
バリトンが一番大きく、低い音が出せます。
アルトとテナーはその中間の音域です。
参考音源↓
吹奏楽でも、小編成のアンサンブルでも、
基本的には、ソプラノとアルトがメロディーラインを吹いて、テナーとバリトンが伴奏を吹くことが多いです。
それぞれのサックスの難易度。
サックスの難易度に関しては、実は変わりません。
運指はすべて一緒で、やるべき練習も、大きさ問わず一緒です。
なので、どの大きさを選んでも、成長のスピードは変わらないです。
どのサックスでも、やればやるだけ吹けるようになる！
しいて言うなら、バリトンとテナーは、大きくて重いため、体力（筋力）と肺活量が必要です。
初心者は、アルトがおすすめ。
大きさに関しては、初心者はアルトがおすすめです。
というのも、アルトが最もスタンダードな大きさであり、小型で疲れにくく、アルトサックス用に書かれた楽譜も多いからです。
テナーやバリトンは、大きくて重く、練習するのに体力が必要です。
ソプラノは小さくて持ち運びもしやすいですが、ソプラノサックス用に販売されてる楽譜が少なく、やりたい曲があっても、楽譜が無くて、練習できないことがあります。
なので、迷ったらアルトで始めるのがおすすめです。
サックスの価格の違い。
ここからは、サックスの価格の違いについて解説していきます。
サックスの価格は、５万～100万とピンキリです。
「なんでそんなに、価格に幅があるのか？」
価格帯によって変わるポイントを紹介します。
価格が高いほど、音が出しやすく、音色が良い。
基本的には、サックスは価格が高いほど、音が出しやすくて、音色が良くなります。
価格が高いサックスは、少ない息で楽に音が出せて、音色も色っぽくてカッコいい音が鳴ります。
逆に、価格の低いサックスは、音を出すのに少し強めに息を入れないと音が出しずらく、出てくる音色も”安っぽい音色”です。
なので、あんまり価格が低すぎるサックスで始めてしまうと、音が出しにくく、音色の魅力も少ないので、早々に飽きる可能性があります。
初心者は15～35万くらいのサックスがおすすめ。
５万～100万と、価格の幅が広いサックスですが、
初心者の場合は、15～35万円くらいのサックスがおすすめです。
というのも、15万より安いものだと、吹きにくくて挫折しやすく、
35万よりも高いものだと、性能を持て余してしまう可能性があるからです。
すぐ辞めてしまう可能性も考慮して、最初からあまり高い楽器はおすすめしません。
これから始める初心者におすすめのサックス。
ここまでの解説を踏まえて、僕が初心者におすすめする楽器をいくつか紹介していきます。
おすすめ① YAMAHAのアルトサックス「YAS-280」
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ヤマハの一番価格が低いアルトサックスです。
価格は約15万円。
価格はサックスの中でも低めですが、
音が出しやすく、音色も明るく、構えやすいです。
国内大手メーカー「YAMAHA」の楽器なので、アフターサポートも対応してくれるのも良いところ。
入門として十分な性能があるため、これから始める初心者におすすめの楽器です。
おすすめ② YAMAHAのテナーサックス「YTS-380」
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ヤマハの、価格が一番低いテナーサックスです。
価格は約20万円。
こちらもアルトの「YAS-280」と同様、ヤマハの入門モデルです。
音が出しやすく、音色も明るく、構えやすいため、テナーサックスを始めたい初心者の方におすすめの楽器です。
おすすめ③ 最も売れてるアルトサックス「YAS-62」
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予算に余裕のある方におすすめしたいのが、ヤマハの「YAS-62」です。
価格は約35万円。
- 音の出しやすさ、
- 音色の華やかさ、
- キーの軽さ、
- 構えやすさ、
どれもとても質が高く、35万円とは思えない性能をしてます。
40〜50万くらいしてもおかしくない性能の良さ。
値段は高いですが、最高機種の性能にかなり近く、とても人気のサックスです。
予算に余裕のある方や、練習のモチベーションが高い方に、ぜひおすすめしたいサックスです。
まとめ：迷ったらアルトサックスで始めるのがおすすめ。
今回は、
サックスを始めようと思ってるんだけど、
- どのサックスを買えば良いのかわからない！
- サックスって種類や価格が違うと、何が変わるの？
- 初心者におすすめのサックスは？
こちらのお悩みをテーマに、記事を書いてみました。
改めて、記事の内容をまとめるとこちらです↓
サックスの「種類」の違い。
- サックスには４種類の大きさがある。
- ソプラノ、アルト、テナー、バリトン。
- ソプラノとアルトは、メロディーラインを吹くことが多い。
- テナーとバリトンは、伴奏を吹くことが多い。
- こだわりがなければ、アルトで始めるのがおすすめ。
サックスの「価格」の違い。
- サックスの価格は５〜100万円とピンキリ。
- 価格が高くなるほど、音が出しやすく、音色も良い。
- 初心者は15〜35万くらいのサックスがおすすめ。
- 15万より安いと、吹きにくくて挫折する可能性がある。
- 35万より高いと、性能を持て余す可能性がある。
初心者におすすめのサックス。
- YAMAHAのアルトサックス「YAS-280」
- YAMAHAのテナーサックス「YTS-380」
- YAMAHAのアルトサックス「YAS-62」
こんな感じです。
皆さんの楽器選びの参考になれば幸いです。
おわり！
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ご連絡いただいた内容は、記事のテーマにしたり、僕が直接返信したりします。
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ABOUT ME
サックス歴18年目。現役のサックス講師。習志野高校（吹奏楽部）→国立音楽大学→尚美ミュージックカレッジディプロマ科→島村楽器サックス科講師。
サックスを雲井雅人、下地啓二、林田和之、西尾貴浩（敬称略）に習う。
吹奏楽やクラシック、アンサンブルが好き。「名無しのサクソフォンカルテット」のソプラノを担当。
