【サックス】早い運指の練習方法と、指が早く回るようになるポイント。
サックスを練習してるんだけど、、
- どうやったら早く指が回るようになるの?
- 早いパッセージの練習方法が知りたい!
こちらのお悩みにお答えしていきます。
✓この記事を書く人
先日、インスタグラムでこちらの動画を投稿しました↓
こちらの動画を見てくれた方から、
- どうやったら指が早く回るのか?
- どんな練習をしてるのか?
という質問がきました。
指回しに悩んでる人は、以外と多いんですよね。
僕も、最初から指が回ってたわけではありません。
指が動かせるようになった練習を続けたからこそ、ある程度指が早く回るようになりました。
その練習方法を、今回紹介していきます。
練習嫌いな僕でもできたので、おそらく多くの人ができるであろう練習だと思います。
ぜひ参考に見ていってください。
【サックス】指が早く回るようになるポイント。
僕自身の経験からすると、
指を早く回すためには、3つのポイントがあります。
- ゆっくり、間違えないよう、反復練習。
- 楽譜を覚えるまで、テンポは上げない。
- 指のフォームや力加減を気にする。
この3つ。
それぞれお話していきます。
ゆっくり、間違えないよう、反復練習。
速い連符を吹く場合は、まずはゆっくりのテンポで反復練習することが大事です。
絶対に間違えないくらい、
ゆっくりのテンポで、
最低100回は反復練習。
間違えないで100回くらいやれば、自然と指が反射で動くようになります。
そして、
一番大事なのは、”間違えない”ということです。
何回も正確にキーを動かしてれば、自然と早く指が動かせるようになります。
スマホの「パスワード入力」みたいなものです。
何回も正しく打ち込んでれば、自然と早く、正確に入力できるようになります。
連符を覚えるまで、テンポは上げない。
テンポを上げて練習するのは、連符を覚えてからです。
連符を覚えてないのに、早く指が動くわけないので。。
なので、最低限楽譜を覚えるまでは、ひたすらゆっくり練習して、1音1音、脳にインプットしていきましょう。
指のフォームとか、力加減も気にする。
指が早く回るためには、指のフォームや、力加減も大切です。
指がキー(ボタン)から離れすぎてると、次にキーを押すときに遅れますし、
キーを押すときに、指に力が入りすぎてると、今度はキーを離すのが遅れます。
細かいですが、意外と大切なことです。
なので、指のフォームや力加減も気にして。
指が自由に、無駄なく動けるよう、指の動きを最適化していきましょう。
【普段からやるべき】指が早く回るようになるための練習。
指が手っ取り早く、早く動くようになる練習としては、2つあります。
- 音階練習(スケール)
- クローゼ/25の日課練習曲
この2つです。
それぞれ紹介します。
音階練習(スケール)
音階練習というのは、「ドレミファソラシド」を吹く練習です。
ド→レ
レ→ミ
ミ→ファ
と、隣同士の音をつなげて吹くことで、指が滑らかに、素早く動くようになります。
僕自身、音階を練習し始めてから、みるみる指が早く動くようになりました。
音階は、全ての音大の入試課題なため、音大生やプロは、みんな音階が吹けます。
上達には欠かせない練習なので、日ごろからコツコツ取り組むのがおすすめです。
(使用してる音階教本はこれ↓)
クローゼ/25の日課練習曲
「25の日課練習曲」は、サックスの運指練習用の曲集です。
この曲集も、音大生やプロのサックス吹きは、みんな通ってます。
楽譜はそんなに難しくなく、意外と、初心者でも取り組みやすい難易度です。
ただ、単調な曲が多いので、飽きやすいかもしれません。
指の訓練だと思って、コツコツ取り組むのがおすすめです。
まとめ。
今回は、
サックスを練習してるんだけど、、
- どうやったら早く指が回るようになるの?
- 早いパッセージの練習方法が知りたい!
こちらの疑問をテーマに記事を書いてみました。
改めて、記事の内容をまとめるとこちらです↓
- ゆっくりのテンポで、間違えないで、反復練習。
- 楽譜を覚えるまで、テンポは上げない。
- 指のフォームや力加減を気にする。
- 音階練習(スケール)に取り組む。
- クローゼ/25の日課練習曲に取り組む。
こんな感じ。
大事なのは、「ゆっくり間違えないで吹く」です。
間違えないように、連符や練習曲に取り組めば、自然と指が早く回るようになります。
「テンポは後から上がっていくもの」
くらいの気持ちで取り組み、まずは正確に音を吹くことを目標に、練習してみてください。
今回は以上です。
終わり!