【サックス】高い音から低い音へ上手くつながらないときの原因と対策。


サックスを吹いてるんだけど、
- 高い音から低い音を出す時、上手く音が出ない。
- 高い音から低い音へのフレーズが、上手くつながらない。
こちらのお悩みをテーマに記事を書いていきます。
✔︎この記事を書く人

高い音から低い音を上手く出せないときの原因
高い音から低い音が上手く出せなくなる原因は、主に2つあります。
- オクターブキーを離すのが遅い。
- 低い音を出すためのアンブシュアの準備が遅い。
この2つのどちらか。
もしくは両方起こってて、上手くいってない可能性があります。
それぞれ詳しく紹介します。
原因① オクターブキーを離すのが遅い。
オクターブキー(左手親指)を離すのが遅い可能性があります。

オクターブキーは、少しでも離すのが遅れると、プロでも音程が外れるくらい、敏感なキーです。
「オクターブキーは、最初に離す」くらいのつもりで運指を練習してみましょう!
ネックのタンポを見ると、わかりやすい。

オクターブキーを離すのが遅いときは、ネックについてる小さなタンポを見るとわかりやすいです。
オクターブキーを離すのが遅れる場合、このタンポが一瞬だけ開きます。

オクターブキーを早めに離せてると、ネックのタンポは動かずに、閉まったままです。
オクターブキーの開閉が上手くできてるのか、確認の目安として、見ながら練習してみてください。
原因② 低い音を出すための”アンブシュアの準備”が遅い。
指が上手くできてても、アンブシュア(マウスピースを咥える時の口の形)の準備が遅いと、低音が外れます。
サックスを吹いた人ならわかると思いますが、サックスは高音と低音で、アンブシュアが少しだけ違うものです。

- 高音は、少し口を締めて吹いた方が出やすい。
- 低音は、少し緩めにマウスピースを咥えて吹いた方が出やすい。
みたいな感じ。
低い音が上手く出ない場合は、
高い音を出す時のアンブシュアで、息を吹き込んでしまってる可能性があります。
一度、低い音が出てるときのアンブシュアを確認し、
その口の状態を、早めに作るように意識して練習してみましょう。
一度フレーズを分けて、ゆっくり練習するのが良い。
音程の高低差があるフレーズの練習方法としては、
一度「高い音」と「低い音」を分けて練習するのが良いと思います。
”高い音を吹いたあと、指やアンブシュアの準備をしてから低い音を吹く”
という動作を、反復練習するのが良いでしょう。
この練習では、高い音を吹くときと、低い音を吹く時の”体の状態の違い”を切り替える訓練になります。

体の状態を上手く切り替えることができれば、自然と高い音から低い音もスムーズにつながるようになってきます。
なので、一度「高い音」を「低い音」を別々で分けて練習してみてください。
まとめ。
今回は、

サックスを吹いてるんだけど、
- 高い音から低い音を出す時、上手く音が出ない。
- 高い音から低い音へのフレーズが、上手くつながらない。
こちらのお悩みをテーマに記事を書いてみました。
改めて紹介すると、原因は主に2つです。
- オクターブキーを離すのが遅い。
- 低い音を出すためのアンブシュアの準備が遅い。
この2つ。
練習方法としては、まず「高い音」と「低い音」で分けて練習するのが良いです。
ぜひ参考にしてみてください。
終わり!
(おまけ:インスタ始めました↓)
(練習してて気がついたことを呟いてます。ぜひフォローしてね!)